【一本鞭】ヘタレ丸R

目次

1.使い方の注意
2.メンテナンスと保管方法
3.オーダー価格の目安
4.革見本
5.購入時の注意

1.使い方の注意

打ち手がコントロールしやすく、扱いやすいよう、人に当てる事まで考えて設計されています。

(発案者は鬼丸堂のmameさんで、その方から作り方を教えて頂きました。)

ショーイベントや映像作品、M性感などで、受ける側の人を、なるべく傷つけずに演技ができるよう、考えられた鞭です。 使い手の技量は、必要ですが、他の鞭と比較すると初心者向けです。

ヘタレ丸Rは、先端の革が柔らかくて軽めです。
基本的に、先端のヒラヒラ部分で、当てても安全な場所を打ちます。
打撃音は鳴りますが、内出血はしづらくて、我慢できる程度の痛みです。

ソフトなタイプの鞭ですが、使い方次第では、怪我をしますのでご注意下さい。
間違っても冗談半分で人に当てないで下さい。

先端のヒラヒラと本体を接続している部分(以降『化粧巻』と言います。)は、人に当てるような仕様で作られていませんので、”当てようとして”当ててはいけません。
化粧巻が摩擦で敗れて鞭が早く壊れます。巻き鞭のような触れ方は可能です。

特に、局部に当たらないよう、注意して下さい。
イベントのショーなどで時々見られる、過激な使い方は、打つ人も受け手もプロで、怪我をしない工夫や配慮をされています。

怪我の責任は一切負えませんので、人を実際に打つような場合は、十分にご注意ください。

2.メンテナンスと保管方法

先端は、使用すると、床面がバサバサになります。
床面がバサバサになったら、はみ出ている革の繊維をハサミで切り、整えた後、レザーワックスを少量塗ると、収まりが良くなります。
メンテナンスをしていると、革が擦り減っていきますので、ペラペラになったら、ハサミで2~3cm切ります。
先端が15cm以下になったら、先端を取り替えます。
『先端の取替料金+送料』で2回まで取替ができます。

レザーワックスの種類は「革の達人」がコスパも性能も良くてオススメです。

本体(革が編まれている部分)は、1年に一度、少量のワックスを塗る程度で十分です。本体にワックスを塗りすぎると編んでいる部分が解けやすくなります。

日の当たらない場所で真っすぐに伸ばした状態で保管して下さい。
洋服ダンス等にS字金具でかけて保管するのが楽かと思います。
曲げた状態で2日以上放置すると曲がり癖がつきます。
癖がついた時は逆に折り曲げて、無理やり真っすぐに戻して下さい。

湿気に弱いです。
雨季、6~10月頃の湿度が高い時期は、カビが生えやすいため、なるべく湿度の低い場所で保管して下さい。

太陽光(紫外線)に当たると経年変化が加速します。
染鞭、タンニン鞣しの鞭はタンニンの色が濃くなるため黄色・焦げ茶色っぽく変色します。

乾燥させすぎると、革がひび割れを起こします。車に積んだまま5年くらい放置されたりすると革が固くなりすぎて、曲げると割れる状態になっている事があります。

鞭の修理については、こちらのリンクをご確認下さい。

3.オーダー価格の目安  (更新2023年11月16日)

原材料費の価格変動の影響などにより、価格は変動します。
pixivboothやツイ販やイベント販売などは、同じお品物であっても、下記の価格と金額が違う場合が多いです。

※特価品は、安価な顔料レザーや古くなった革を使用します。
革質は一般品よりも低く、金具や革に、一般品よりも、凹凸や変形、粗さが目立ちますので、その分、安いです。とりあえずで使えれば何でも良い人向けです。
※特価品、一般、手染、どれを選んでも、鞭芯(中身)の完成度は、然程変わりません。
※性能のカスタマイズの要望は、可能な範囲で、お受けしています。
※本革でハンドメイド製ですので、傷、汚れ、接着剤のはみ出し等は、全ての完成品に多かれ少なかれ必ずあります。

ヘタレ丸R特価一般手染
120cm16000円19000円25000円
130cm17000円20000円26000円
140cm20000円22000円28000円

金具の色↓ 革の色→黒or赤その他
ストラップ(金具シルバー)3500円4500円
ストラップ(金具ゴールド)4500円5500円

4.革の色見本 →こちらをクリックしてご確認下さい
革見本は、本体用の革の見本を載せています。
先端は別の革で制作します。

5.購入時の注意

・ハンドメイド品のため、細かい傷や汚れ等がございます。
・表記している長さは、革部分の長さです。金具部分(5cm)を含みません。
・革が伸び縮みするため、長さは2cm以内でズレる場合があります。
・仕入れる革や部品が頻繁に変わります。作り方、材料費、制作時間が変わるため価格も変動します。
・危険な行為や怪我につながるような使い方はしないで下さい。
・その他、革製品の注意事項はこちらをご一読ください。