【バラ鞭】

目次

1.ご注意
2.メンテナンスと保管方法
3.鞭の修理について
4.オーダー価格の目安
5.購入時の注意

ソフト・ミドル・ハードの違い

●ソフトバラ鞭は、房の厚みが2mm以下のもので柔らかい革を使用しています。 6~12条で作ったものです。 クロム鞣、コンビ鞣、タンニン鞣、ヌバック等。

●バラ鞭 ミドルは、リスシオ社のエルバマットという名前の牛革を使用しています。
房の厚みが2~2.5mmで、最初からオイルが十分に浸透している革です。

●ハードバラ鞭は、房の厚みが3mm以上のタンニン鞣しのヌメ革を染色した革を使用しています。
最初は硬く、オイル(レザーワックス)を浸透させて柔らかくするタイプです。
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ミドルとハードの房部分は、使用し続けると摩擦によって経年変化が起こるため、黒っぽく艶やかに変化します。
傷、割、表面隔離、汚れなども、徐々に摩擦で周りと馴染んでいきます。

オーダーできるサイズ

全長 約100~105cm
・持ち手 約30cm
・房部分 約70~75cm

※短いバラ鞭、長いバラ鞭は、時々boothやイベントで販売しています。
上記以外のサイズのオーダーをご相談を頂く場合、特注になりますので、料金や納期等が大幅に変更されます。

1.ご注意

人に当たると怪我の原因になる場合がございます。
怪我の責任は一切負えませんので、十分にご注意ください。

2.メンテナンスと保管方法

ご使用後、革用ワックスを先端部分に、塗って下さい。
革用ワックスの種類は「革の達人」がコスパも性能も良くてオススメです。

本体(革が編まれている部分)は、1年に一度、少量のワックスを塗る程度で十分です。本体にワックスを塗りすぎると編んでいる部分が解けやすくなります。

日の当たらない場所で真っすぐに伸ばした状態で保管して下さい。
洋服ダンス等にS字金具でかけて保管するのが楽かと思います。
曲げた状態で2日以上放置すると曲がり癖がつきます。
癖がついた時は逆に折り曲げて、無理やり真っすぐに戻して下さい。

湿気に弱いです。
雨季、6~10月頃の湿度が高い時期は、カビが生えやすいため、なるべく湿度の低い場所で保管して下さい。

太陽光(紫外線)に当たると経年変化が加速します。

乾燥させすぎると、革がひび割れを起こします。車に積んだまま5年くらい放置されたりすると革が固くなりすぎて、曲げると割れる状態になっている事があります。

3.鞭の修理について(房部分は修理できません。)

  • 金具部分
    完全に取れた状態でしたら新しい金具に取替が可能です。
    「曲がっている」「欠けている」「傷」などは修理できません。
    2000円
    
  • 手持ち部分(革が編まれている部分)の銀面の剥離
    上から近しい色で塗装することなら可能です。
    完全に元の状態に戻すことはできません
    1000円

4.オーダー価格の目安  (~2023年9月)

pixivboothやツイ販やイベント販売などは、同じお品物、似ているお品物であっても、下記の価格と金額が違う場合が多いです。
物価上昇や為替レートなどの影響により、価格は、短期的に変わります。
バラ鞭は、『使用する革の仕入れ値』『房の長さ』よって価格が大きく異なります。
あくまで目安にしてください。

バラ鞭 ミドル(エルバマット)90cm以下100~105cm
六条鞭(房が6枚)10000円12000円
十二条鞭(房が12枚)16000円18000~9000円
オーダーでは、現在、ミドルタイプ(房の革がエルバマット)のバラ鞭のみお受けしております。

その他のデザイン、ソフトタイプやハードタイプは、完成品ができた時に、pixivboothやイベントなどで販売している事があります。

5.購入時の注意

・ハンドメイド品のため、細かい傷や汚れ等がございます。
・表記している長さは、革部分の長さです。金具部分(5cm)を含みません。
・革が伸び縮みするため、長さは2cm以内でズレる場合があります。
・仕入れる革や部品が頻繁に変わります。作り方、材料費、制作時間が変わるため価格も変動します。
・危険な行為や怪我につながるような使い方はしないで下さい。
・その他、革製品の注意事項はこちらをご一読ください。